
不動産売却を検討している中で、「定期借地権付き物件」という言葉を目にしたことはありませんか?
通常の所有権物件とは仕組みが異なるため、正しく理解していないと売却時に思わぬトラブルや価格の下落につながることもあります。
本記事では、定期借地権の基本から特徴、売却時の注意点までを分かりやすく解説します。
定期借地権とは?
定期借地権とは、あらかじめ契約期間が定められており、契約満了時に土地を更地にして返還することを前提とした借地権のことです。
一般的な借地権(普通借地権)との大きな違いは、以下の点です。
- 契約の更新がない
- 契約満了時は原則として更地返還
- 期間が明確に決まっている(50年以上が一般的)
つまり「土地は借りるが、建物だけを所有する」という形になります。
定期借地権の主な種類
定期借地権にはいくつかの種類がありますが、住宅でよく使われるのは主に次の2つです。
1. 一般定期借地権
- 存続期間:50年以上
- 更新なし
- 建物買取請求権なし
2. 建物譲渡特約付借地権
- 存続期間:30年以上
- 契約満了時に建物を地主へ譲渡
それぞれ契約内容が異なるため、売却時にも大きく影響します。
定期借地権付き物件の特徴
土地価格がかからないため購入価格が安い
土地を所有しないため、同じエリアの所有権物件に比べて価格が抑えられます。
毎月「地代」が発生する
土地を借りているため、地主へ地代を支払う必要があります。
資産価値が下がりやすい
契約期間が短くなるにつれて価値が減少していくため、売却タイミングが重要です。
定期借地権付き物件の売却はできる?
結論から言うと、売却は可能です。
ただし、通常の不動産売却と比べて以下のような制約があります。
- 地主の承諾が必要になる場合がある
- 買主が住宅ローンを組みにくいことがある
- 残存期間によって価格が大きく変動
特に「残りの借地期間」は価格に直結する重要な要素です。
売却時の注意点

1. 借地期間の残り年数を確認する
残存期間が短いほど買主が見つかりにくくなります。
目安として、残り30年以上あると比較的売却しやすいとされています。
2. 地主の承諾条件を事前に確認
売却時には地主の承諾が必要なケースが多く、承諾料が発生することもあります。
事前に契約書を確認し、条件を把握しておくことが重要です。
3. 地代・更新条件の整理
買主にとって「毎月いくら支払うのか」は大きな判断材料です。
以下の情報は整理しておきましょう。
- 現在の地代
- 改定の有無
- 支払い方法
4. 売却価格の設定は慎重に
所有権物件と同じ感覚で価格設定をすると、売れ残る可能性があります。
- 残存期間
- 地代
- 立地
これらを総合的に考慮し、適正価格を見極めることが重要です。
定期借地権物件の売却を成功させるコツ
- 借地権に強い不動産会社へ依頼する
- 早めに売却活動を始める
- 情報を正確に開示する
特に専門知識が必要な分野のため、経験豊富な会社選びが成功のカギとなります。
まとめ
定期借地権は、通常の不動産とは異なるルールが多く存在します。
売却を成功させるためには、
- 契約内容の理解
- 残存期間の把握
- 適切な価格設定
が欠かせません。
「よく分からないまま売却を進める」ことが、最も大きなリスクになります。
クレドハウジングからのメッセージ

定期借地権付き不動産の売却は、専門知識と経験が結果を大きく左右します。
クレドハウジングでは、一件一件の状況に合わせた最適な売却プランをご提案いたします。
「この物件、売れるのかな?」と感じたら、まずはお気軽にご相談ください。
お客様の大切な資産を、納得のいく形で次へつなぐお手伝いをいたします。
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