【市川市の水害】8月13日~14日の大雨で何が起きた?今回の豪雨から考える住まい選びと防災対策

公開日:2026年8月18日
最終更新日:2026年8月18日


2026年8月13日から14日にかけて、千葉県では記録的な大雨となり、市川市でも避難指示や緊急安全確保が発令されるなど、大きな影響がありました。

今回の大雨により被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

現在も復旧や対応にあたられている皆様、そして不安な時間を過ごされている皆様に、一日も早く平穏な日常が戻ることを願っております。

市川市でも、低い土地や地下など浸水のおそれがある場所に対して避難指示が発令され、さらに大柏川の氾濫に伴い、一部地域には警戒レベル5「緊急安全確保」が発令されました。(city.ichikawa.lg.jp)

今回の豪雨は、市川市で暮らす私たちにとって、改めて「自分の住んでいる場所の水害リスクを知っておくこと」の大切さを考える機会となりました。

この記事では、今回の大雨で市川市にどのような避難情報が発令されたのかを振り返りながら、市川市の水害リスクやハザードマップ、これから市川市で家を購入・売却する際に確認しておきたいポイントについて、地域の不動産会社の視点から分かりやすく解説します。


今回の大雨で市川市に発令された避難情報

ここから具体的な内容に入ります。

市川市では8月13日、浸水のおそれがある地域に対して避難指示が発令されました。また、大柏川の氾濫に伴い、一部地域には警戒レベル5「緊急安全確保」が発令されています。

その後、8月14日には避難情報が解除されました。


今回の豪雨から分かる「市川市の水害リスク」

市川市は江戸川や真間川、大柏川などの河川があり、地域によって水害リスクが異なります。

また、水害というと「川が氾濫すること」をイメージしがちですが、実際には大雨によって下水道や排水施設の処理能力を超え、道路や住宅地に水がたまる内水氾濫にも注意が必要です。

市川市では2026年4月に改訂された水害ハザードマップで、江戸川洪水だけでなく、中小河川・内水浸水・土砂災害、高潮などについても確認できるようになっています。


市川市の水害ハザードマップを確認してみよう

※以下は2026年8月18日時点で市川市が公開している情報をもとにしています。

市川市では、2026年4月改訂版の「市川市水害ハザードマップ」が公開されています。江戸川洪水、中小河川・内水浸水、土砂災害、高潮などについて確認できます。(city.ichikawa.lg.jp) ※2026年8月18日時点の情報です。


「ハザードマップで色がついているか」だけでは不十分

ハザードマップは、水害リスクを知るうえで非常に重要な情報です。

しかし、色がついているかどうかだけで、物件の安全性を判断することはおすすめできません。

実際に住まいを選ぶ際には、浸水の深さや土地・道路の高低差、建物の構造、避難経路など、物件周辺の状況を合わせて確認することが大切です。

では、市川市で実際に家を探すときには、どのような点を確認すればよいのでしょうか。


市川市で家を探すときに確認したい5つのポイント

① 水害ハザードマップを確認する

まず確認したいのが、市川市の水害ハザードマップです。

市川市では2026年4月改訂版の水害ハザードマップが公開されており、江戸川洪水、中小河川・内水浸水、土砂災害、高潮などを確認できます。

物件を検討するときは、住所を確認して、どのような災害リスクが想定されているのかを確認しましょう。

市川市水害ハザードマップ|市川市公式Webサイト


② 過去の浸水履歴も確認する

もう一つ確認したいのが、過去の浸水履歴です。

市川市では、平成8年度以降に市が把握した浸水被害について「浸水履歴」として公開しています。

ただし、市川市自身も「一覧に記載がないことが実際に浸水被害がないことを示すものではない」と注意しています。

そのため、ハザードマップと浸水履歴の両方を確認することが大切です。

市川市「浸水履歴」


③ 物件だけでなく「駅から家まで」を見る

不動産を探すとき、物件そのものだけを見てしまいがちです。

しかし、大雨のときに重要になるのが駅から自宅までの道です。

普段は気にならない道路でも、激しい雨が降ったときには水が集まりやすい場所になる可能性があります。

そのため、購入前には、

「駅から家までどのルートを通るのか」

「低い場所を通らないか」

「大きな道路を横断する必要があるか」

なども確認しておくと安心です。


④ 1階・地下部分の使い方を確認する

マンションや戸建ての場合、建物の階数も重要です。

特に1階部分に、

  • 電気設備
  • 駐車場
  • 物置
  • エントランス
  • 地下設備

などがある場合には、どのような浸水対策が取られているのか確認しておきたいところです。

マンションの場合は、専有部分だけでなく、建物全体の設備や管理状況を見ることも重要です。


⑤ 「この物件は大丈夫?」を不動産会社に確認する

ハザードマップを見ても、専門的な部分は分かりにくいことがあります。

そんなときは、物件を紹介している不動産会社に、

「この場所の水害リスクはどうですか?」

「過去に浸水履歴はありますか?」

「道路と敷地の高さはどうなっていますか?」

「大雨のときに注意することはありますか?」

と聞いてみましょう。

購入を急ぐのではなく、リスクを理解したうえで判断することが大切です。


本八幡・市川・新田・行徳・妙典……エリアによって確認するポイントも違う

市川市は一つの街に見えて、実際にはエリアによって地形や住宅環境が大きく異なります。

本八幡、市川、新田、南八幡、菅野、真間、行徳、妙典、南行徳など、それぞれ街の特徴があります。

そのため、

「市川市だから水害が危険」

あるいは、

「このエリアだから絶対に安全」

という単純な判断はできません。

同じエリアでも、物件の場所や土地の高さ、建物の構造などによって確認すべきポイントが変わります。

だからこそ、実際の物件を見ながら判断することが重要です。


今回の豪雨を「自分の家の防災」を考えるきっかけに

今回、市川市では実際に避難情報が発令されました。

市川市は災害時に「市川市災害ポータルサイト」を更新し、避難情報、避難所、気象情報、河川情報などを案内しています。

また、市川市は2026年5月から新しい防災気象情報の運用についても案内しており、気象庁の情報やキキクル、河川の水位情報なども確認するよう呼びかけています。

いざというときに慌てないためにも、

「自宅はどこまで浸水する可能性があるのか」

「避難するならどこへ行くのか」

「家族とはどう連絡を取るのか」

を普段から確認しておきましょう。

市川市災害ポータルサイト


不動産を購入する人だけでなく、売却する人にも大切な情報

水害について知っておくことは、家を購入する方だけに必要なことではありません。

売却を検討している方にとっても、自分の所有する不動産について、

  • ハザードマップ上の位置
  • 過去の浸水履歴
  • 建物の高さ
  • 敷地の状況
  • 防災設備
  • マンションの管理状況

などを把握しておくことは大切です。

購入希望者から防災について質問されるケースも考えられます。

不動産の価値を正しく伝えるためにも、メリットだけでなく、注意すべき点も含めて分かりやすく説明することが大切です。


ご利用・ご検討の際は自治体の最新情報をご確認ください

本記事は2026年8月18日時点で公表されている情報をもとに作成しています。

大雨や水害に関する情報、避難情報、ハザードマップ、避難所などは更新される場合があります。

また、今回の豪雨による被害状況についても、今後新たな情報が公表される可能性があります。

住まいや避難に関する重要な判断をする際には、必ず市川市・千葉県・気象庁などの最新情報をご確認ください。


まとめ

2026年8月13日から14日にかけて、市川市でも大雨による避難指示や緊急安全確保が発令されました。

今回の豪雨をきっかけに、自宅周辺の水害リスクを確認しておくことは非常に重要です。

市川市で家を購入するときには、

①水害ハザードマップ
②過去の浸水履歴
③土地・道路の高低差
④建物の構造や設備
⑤避難経路

などを確認しましょう。

そして、最も大切なのは、「市川市のどこが危険か」だけで判断するのではなく、「検討している物件について具体的に確認する」ことです。

今回の大雨を、これからの住まいと防災について考えるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

※本記事の内容は2026年8月18日時点の情報です。災害情報や避難情報、ハザードマップ等は更新される場合があります。実際の避難や防災行動については、必ず市川市・気象庁・千葉県などの最新情報をご確認ください。


クレドハウジングからのメッセージ

今回の大雨により被害に遭われた皆様に、改めて心よりお見舞い申し上げます。

私たちクレドハウジングも、市川市に拠点を置く地域の不動産会社として、今回の出来事を決して他人事とは考えていません。

不動産会社として物件をご紹介するだけではなく、その地域で安心して暮らしていくために知っておきたい情報をお伝えすることも、地域に根差す私たちの役割の一つだと考えています。

今回の豪雨をきっかけに、ご自宅やご家族の避難場所、ハザードマップなどを一度確認してみてはいかがでしょうか。

一日も早い復旧と、被害に遭われた皆様の生活が一日も早く平穏を取り戻されることを、心よりお祈り申し上げます。


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