【2026年版】市川市の水害リスクは?浸水しやすい地域・ハザードマップ・過去の浸水履歴を確認

市川市で水害について調べるなら、まずハザードマップを確認

市川市で家を探している方や、現在住んでいる地域の防災について考えている方にとって、気になるテーマの一つが水害ではないでしょうか。

市川市は江戸川に面しているほか、市内を真間川などの河川が流れています。

また、大雨が降った際には河川の氾濫だけではなく、雨水を排水しきれないことによる内水浸水にも注意が必要です。

市川市では、2026年4月改訂版の「市川市水害ハザードマップ」を公開しています。

このハザードマップでは、

  • 江戸川洪水
  • 中小河川の洪水
  • 内水浸水
  • 高潮
  • 土砂災害
  • 家屋倒壊等氾濫想定区域

などについて確認できます。

住まいを探すときだけでなく、現在住んでいる地域についても一度確認しておきたい情報です。


市川市ではどんな水害が想定されている?

市川市の水害を考えるとき、「川が氾濫すること」だけを考えればよいわけではありません。

大きく分けると、次のような水害があります。

① 江戸川の洪水

市川市の西側を流れる江戸川。

大雨などによって河川の水位が上昇し、堤防から水があふれた場合などを想定した浸水区域が市川市のハザードマップに掲載されています。

江戸川に近い地域では、住まいを探す際にも一度確認しておきたいポイントです。


② 真間川など中小河川の洪水

市川市には江戸川だけではなく、真間川水系など複数の河川があります。

市川市によると、真間川流域では都市化によって地表が建物やアスファルトに覆われ、雨水が地中に浸透したり一時的に貯留されたりする機能が低下したことから、降雨時に河川へ水が流れ込みやすくなり、低地を中心に浸水被害が起こりやすくなったとされています。

現在は河道改修や調節池、分水路、雨水貯留・浸透施設など、さまざまな治水対策が進められています。


③ 集中豪雨による「内水浸水」

最近の水害を考えるうえで、もう一つ知っておきたいのが内水浸水です。

短時間に非常に強い雨が降ると、下水道や排水施設などで雨水を処理しきれず、道路や敷地などに水がたまることがあります。

市川市では、想定最大規模降雨における内水浸水想定区域を公開しています。

つまり、

「大きな川から離れているから水害の心配はない」

とは必ずしも言えません。

住まいを選ぶときには、河川の洪水だけでなく内水浸水も確認することが大切です。


④ 高潮による浸水

市川市の水害ハザードマップでは、高潮浸水想定区域も掲載されています。

高潮は台風などの影響によって海面が上昇する現象です。

市川市のハザードマップでは、洪水・内水だけではなく高潮についても確認できるようになっています。

特に市川市南部など、東京湾に近い地域で住まいを探す場合には、洪水と合わせて確認しておきたい情報です。


市川市の「浸水しやすい地域」はどこ?

ここは気になる方が多いと思います。

ただし、単純に、

「○○町は危険」

と町名だけで判断するのはおすすめできません。

市川市は地域によって地形が異なり、同じ町内でも場所によって浸水想定が異なる場合があります。

例えば、

  • 江戸川に近い地域
  • 真間川などの河川周辺
  • 低地
  • 内水浸水が想定されている場所
  • 高潮浸水想定区域

など、それぞれ確認するポイントがあります。

そのため、市川市で物件を探す場合には、町名だけではなく、実際の物件所在地をハザードマップ上で確認することが大切です。


本八幡・市川駅周辺もハザードマップを確認

「本八幡駅周辺なら大丈夫?」

「市川駅に近ければ水害の心配はない?」

という疑問もあるかもしれません。

しかし、駅からの距離だけで水害リスクを判断することはできません。

本八幡・市川・新田・平田・南八幡・菅野なども、物件を購入する際には所在地を確認しておくと安心です。

市川市の公式ハザードマップでは、江戸川洪水・中小河川・内水浸水・高潮などをそれぞれ確認できます。

「駅近だから大丈夫」ではなく、物件ごとに確認するという考え方がおすすめです。


行徳・妙典・南行徳など市川市南部も確認しておきたい

市川市南部の、

  • 行徳
  • 妙典
  • 南行徳
  • 相之川
  • 福栄
  • 塩焼
  • 富浜

などで住まいを探している方も、ハザードマップを確認しておきたいところです。

市川市の水害ハザードマップでは、地域ごとに浸水想定を確認できるようになっています。

南部で物件を探す場合には、洪水だけではなく、内水や高潮についても合わせて確認するとよいでしょう。


「市川市 浸水履歴」も確認できる

ハザードマップとは別に、市川市では過去の浸水履歴も公開しています。

市川市は、平成8年度以降に市内で報告された浸水履歴を年度ごとに公開しています。

現在は令和7年度分まで確認できます。

これは、

「過去に実際に浸水の報告があった場所を知りたい」

というときに参考になります。


ただし「浸水履歴がない=安全」ではありません

ここは非常に重要です。

市川市も、浸水履歴について、

一覧に記載がないことが、実際に浸水被害がなかったことを示すものではない

と注意しています。

また、公開されている浸水履歴は、市民からの通報などをもとに市が把握しているものです。

特定の住宅について「この家が浸水した」という履歴を示すものではありません。

そのため、

「この住所には履歴がないから大丈夫」

と判断するのではなく、

ハザードマップ+過去の浸水履歴+土地や建物の状況

を合わせて確認することが大切です。


水害ハザードマップはどこで見られる?

市川市の公式サイトから、2026年4月改訂版の水害ハザードマップを確認できます。

地図面では、

  • 江戸川洪水
  • 中小河川・内水浸水
  • 高潮浸水
  • 避難所

などを確認できます。

また、真間川、海老川、高谷川、坂川、猫実川、秣川については、それぞれの浸水想定区域図も公開されています。

市川市水害ハザードマップ(令和8年4月改訂版)

家を購入する前だけではなく、

「今住んでいる家の周辺はどうなのか」

という確認にも利用できます。


市川市の水害対策は進められている?

市川市では、以前から水害への対策が進められています。

特に真間川流域では、河川改修だけでなく、

  • 調節池
  • 分水路
  • 雨水貯留施設
  • 雨水浸透施設
  • 学校や公園などでの雨水対策

など、流域全体で雨水を抑える取り組みが行われています。

そのため、

「ハザードマップに浸水想定がある=現在も同じ状況」

と単純に考えるのではなく、現在のハザードマップと治水対策の両方を見ることが大切です。


市川市で家を探すとき、水害以外にも確認したいこと

不動産を購入するときは、水害だけを見るのではなく、複数の防災情報を確認しておくと安心です。

例えば、

水害

  • 河川洪水
  • 内水浸水
  • 高潮

地震

  • 想定震度
  • 液状化
  • 建物被害

その他

  • 土砂災害
  • 家屋倒壊等氾濫想定区域
  • 避難場所
  • 避難所

市川市では、地区別減災マップも公開されており、地域ごとの避難場所・避難所などを確認できます。


不動産を購入するときは「ハザードマップを見て終わり」にしない

ハザードマップを確認したら、次に見ておきたいのが実際の物件の状態です。

例えば戸建てなら、

  • 敷地と道路の高さ
  • 建物の基礎
  • 玄関の高さ
  • 駐車場の位置
  • 地下・半地下の有無
  • 排水設備

なども確認しておきたいポイントです。

市川市も低地での建築について、ハザードマップを参考にしながら、余裕のある地盤高や床高で計画するよう案内しています。


不動産売却でも「水害情報」は確認しておきたい

水害情報は、家を買う人だけが確認するものではありません。

売却する側にとっても、

「自分の物件についてどのようなハザード情報があるのか」

を把握しておくことは大切です。

現在の不動産取引では、宅地建物取引業者が重要事項説明を行う際、水防法に基づくハザードマップにおける対象物件の所在地について説明することが必要とされています。市川市も水害ハザードマップのページで、この制度について案内しています。

そのため、売却を考えている方も、

「うちの家はどの区域に入っているのか」

を一度確認しておくとよいでしょう。


市川市で暮らすなら「水害リスクを知って選ぶ」ことが大切

市川市は、

本八幡・市川・新田・南八幡・平田・菅野・真間・国府台

のような駅周辺の住宅地から、

宮久保・曽谷・大洲・大町

などの住宅地、

行徳・妙典・南行徳・福栄・塩焼

などの南部エリアまで、さまざまな地域があります。

それぞれ街の特徴が違うように、地形や水害リスクも異なります。

だからこそ、

「市川市は水害が多い」「市川市は安全」

と一括りにするのではなく、検討している物件の場所をピンポイントで確認することが大切です。


よくある質問

Q.市川市で水害リスクを確認するにはどうすればいい?

市川市公式の「水害ハザードマップ」を確認するのが基本です。2026年4月改訂版では、江戸川洪水、中小河川・内水浸水、高潮などを確認できます。

Q.市川市の過去の浸水履歴は調べられますか?

はい。市川市では平成8年度以降に報告された浸水履歴を年度ごとに公開しています。現在は令和7年度分まで掲載されています。

Q.浸水履歴がない地域なら安心ですか?

必ずしもそうとは言えません。市川市も、公開されている浸水履歴に記載がないことが、実際に浸水被害がなかったことを示すものではないとしています。

Q.本八幡駅周辺でもハザードマップを確認したほうがいい?

はい。駅から近いかどうかだけで水害リスクを判断することはできません。物件の所在地をハザードマップ上で確認することをおすすめします。

Q.水害ハザードマップに色が付いている物件は購入しないほうがいい?

浸水想定の有無だけで購入・売却を判断するのではなく、想定される浸水深、河川・内水・高潮の種類、建物の構造や高さ、避難方法などを確認したうえで検討することが大切です。


市川市の地域情報として「水害」を知っておく

市川市で暮らすうえでは、駅からの距離や買い物の便利さだけでなく、その土地がどのような場所なのかを知っておくことも大切です。

本八幡や市川駅周辺の便利なエリアでも、物件によって条件は異なります。

行徳・妙典・南行徳などの南部エリアも同様です。

ハザードマップを見て、過去の浸水履歴を確認し、実際に街を歩いてみる。

そうした情報を重ねていくことで、より具体的な「その街での暮らし」が見えてきます。


クレドハウジングからのメッセージ

不動産を購入するとき、価格や間取り、駅からの距離はもちろん大切です。

一方で、「この土地はどんな場所なのか」を知ることも、住まい選びでは大切なポイントだと私たちは考えています。

市川市には、本八幡・新田・南八幡・平田・菅野・真間・国府台・宮久保・曽谷・大洲、行徳・妙典・南行徳など、さまざまな地域があります。

それぞれに街の雰囲気があり、地形や周辺環境にも違いがあります。

クレドハウジングでは、物件をご紹介する際にも、ハザードマップなどの公的な情報を確認しながら、その地域で暮らすうえで知っておきたいことを丁寧にお伝えすることを大切にしています。

「この土地の水害リスクを確認したい」
「購入を検討している物件についてハザードマップを見たい」
「今住んでいる家の周辺環境を改めて確認したい」

そんなご相談もお気軽にお声がけください。

市川市新田を拠点に、市川市全域の不動産売買を地域密着でお手伝いしています。

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